本体の取付け方

後付けオートロックESの取付け方についてご案内します。更に詳しい取付・取扱説明書はこちらからダウンロードできます

扉の開き方向の呼び方

お使いの扉が右開きか左開きかによって、取付け方に異なる所があります。ここでは右開きの取付け方について説明します。

お買い上げ時は右開き用の設定になっています。(左開きの設定に変更できます)

※ご注意
必ず扉を開いた状態で取付け作業を行ってください。取付け時に、扉の角や各部品の端面でケガをしないように十分ご注意ください。取り外したビスやフロントプレート、かんざしピンなどの部品を紛失しないようにご注意ください。取り外したサムターン、サムターン固定ビスなど、ドア錠部品は元の状態に戻す際に必要ですので、大切保管してください。

取付け方

【必要な道具】
取付けはプラスドライバー(2番手:#2)
ブラケット、本体取外しには、マイナスドライバー(刃幅4.5mm相当)

【取付け図】
サムターンを2本のビス(M5)で固定しています。
各部品の取り扱いには十分ご注意ください。落下等で部品の破損、変形が発生すると取付けられなくなる場合があります。
化粧箱から本体を取り出した際、本体とシート・ブラケットが噛み合っている場合は、ドライバーで取り外してください。

本体とシート・ブラケットの取り外し方

【取付け説明】
ブラケット、ブラケット固定用ビス、スペーサーをお手元にご用意ください。

※ご注意
シリンダーを押さえながらドライバーを使う作業になり、シリンダーを落下させたり、ビスを紛失させる恐れがあります。シリンダーの落下やビスを紛失されないように十分注意して取付け作業を行ってください。ブラケットを固定する際、固定用ビスで締め付けすぎないように十分ご注意ください。締め付けすぎると扉面が歪み、正常に作動しない場合があります。

  1. シリンダーを押さえながらサムターンのビス(2箇所)を外す。
    必ずシリンダーを押さえて作業してください。ビスを外した際にシリンダーが落下することがあります。

ビスが隠れている扉のタイプの場合は、カバー側面の切り欠き部分にマイナスドライバーを挿し、ひねってカバーを外します。その後、プラスドライバーでビスを外してください。

セキュリティサムターンの外し方

セキュリティサムターン(防犯サムターン)の取り外し方

  1. サムターンを取り外す
    シリンダーを押さえながらサムターンを取り外してください。取り外したビスとサムターンは、元に戻す際に必要です。大切に保管してください。
  1. スぺーサー取付けについて
    スペーサーをセットするか判断していただくため、以下の手順で確認します。

① シリンダーを取り外す(シリンダーを取り外す際、シリンダーの上下を区別する刻印などがないか確認ください)
② ブラケットに固定用ビスを通す
③ ブラケット固定用ビスにスペーサーを通す
④ 手順2 で取り外したサムターンの箇所にブラケットをセットし、ブラケットと扉の間に隙間ができないか確認する(ブラケットを扉に押し付け、隙間ができる場合は、スペーサーをセットする必要はありません)
⑤ 室外側からシリンダーをセットし、落下しないように押さえる(シリンダーの上下にご注意いただき、セットしてください。シリンダーのビス穴とブラケットのビス貫通穴が合っているか確認ください。)

  1. ブラケットを取付ける
    手順2で取り外したサムターンの箇所にブラケットをセットし、ブラケット固定用ビスで固定してください。
  • ブラケットを取付ける扉の箇所に異物等がないか確認し、取付けてください。
  • 電動ドライバーは使用しないでください。ビスを締めすぎて扉面が歪む恐れがあります。
  • シリンダーを押さえながらドライバーを使う作業になりますので、シリンダーを落下させないようにご注意ください。
  • 取り外したサムターンを固定していたビスは、ブラケット取付けには使用できません。必ず付属品のブラケット固定用ビスを使用してください。
  • ブラケット固定用ビスを締め付けすぎると、扉面が歪み正常に作動しないことがあります。シリンダーのガタツキがなくなったら、締め付けをお止めください。
  • 室外側のシリンダーの取付けが、上下反対になっていないかご注意ください。

シリンダーのビス穴とブラケットのビス貫通穴を合わせてから、固定用ビスでブラケットを固定してください。
ブラケットは、上向きでも下向きでも取付けることができます。お使いの扉に応じて、上向きか下向きかを選択してください。

  1. 本体の電池カバーを取り外す
    右図のように、矢印の方向にスライドさせて電池カバーを取り外してください。
  1. ブラケットにシートをセットする
    シートの溝がある方を扉面に向けて、ブラケットの突起部とシートの四角長穴、ブラケットのビス穴とシートのビス貫通穴が合うようにシートをセットしてください。
  1. 本体を取付ける前に、本体のサムターンを、右開きの場合は垂直状態、左開きの場合は水平状態にする。
    サムターンの位置が逆になっていると、取付け後にサムターンが回りませんので、ご注意ください。
  1. 本体とブラケットを手で仮固定する
    図のように、本体の固定用ビス穴とブラケットのビス穴、サムターンシャフトの2 箇所を合わせ、手で仮固定してください。サムターンシャフトとシリンダーがうまくかみ合わない場合は、軽くサムターンを左右に回すと、かみ合うようになります。
  1. 仮固定状態で本体のサムターンを回し、デッドボルトの動作確認を行う
    仮固定状態のまま本体のサムターンを回し、扉のデッドボルトがスムーズに出入りするか確認ください。
  • 仮固定状態でサムターンが回らない場合は、サムターンシャフトの角度がずれています。一度本体を取り外し、サムターンシャフトを90 度回転させてから再度取付けてください。
  • ブラケットの取付け時、固定用ビスを締め付けすぎているとサムターンが回らない、もしくは固くなることがあります。この場合は、ブラケットの取付けからやり直してください。
  • サムターンが回らない、もしくは固くなる原因に、中途どまり状態(サムターンの位置が垂直、水平の位置以外で停止している状態)でリモコン操作をされた可能性が考えられます。この場合は、シリンダーにお手持ちの鍵(メカキー)を挿し、施解錠を行ってください。
  1. 本体を固定する
    デッドボルトの動作確認ができたら、本体固定用ビスで本体をブラケットに固定します。
    シートと本体に隙間がないか、またはシートがめくれていないか注意して、取付けてください。

    右開きの場合は以上で作業終了です。左開きの場合は、以下の手順に進んでください。

  • 左開きの場合
    図の施錠状態・解錠状態の位置が反対になりますので、サムターンの向きを変える必要があります。同時に、サムターン回転方向の設定も変えてください。
  1. サムターンの向きとサムターン回転方向の設定を変える
    デッドボルトが出ていない状態にしてから、サムターン脱着つめをつまんで取り外す。

サムターンの外し方①
親指と人指し指で脱着つめをつまんで外す。

サムターンの外し方②
サムターンを親指で軽く下向きに押さえ保持し、片方の親指で脱着つめを押しながら、下向に力を入れてゆっくりと外す。

  1. 取り外したサムターンを90 度回転させて、再度取付ける。
  1. ディップスイッチの4番を「ON」にして、サムターン回転方向を変える。

本体を外す場合

本体固定用ビスを外し、本体側面の切り欠き部分(左右いずれか)にマイナスドライバーを挿して、ひねると本体が外れます。
本体を外す際は、片手で本体を持ち、本体が落下しないようにご注意ください。