モダンでおしゃれなダイニングキッチン空間事例 8選

ダイニングテーブルには天板にセラミックやモルタル、脚にはアイアンなど木以外の素材の選択肢も増えており、特にセラミックやアイアンを使ったものを取り入れるとモダンで洗練された印象になることから人気のデザインです。また、ダイニングテーブルとキッチンの配置も家事効率にもかかわる大事な部分。配膳動線が短いことで人気の横並びレイアウトの事例もご紹介していますので、配置にも注目です。

どちらにもセラミックを使うと、高級感や重厚感のあるホテルライクな印象になるのが特徴です。
セラミックは熱や傷、汚れに強く、機能面からも人気が高い素材で、焼き物ならではの変わらない美しさが魅力です。質感がマットなものは、モルタルやモールテックス仕上げがお好きな方にも、より機能的な素材としておすすめです。
さらに、キッチンのワークトップとダイニングテーブルの天板に同じデザインのセラミックを採用することも可能。インテリアの統一感を高めることができ、特に横並びレイアウトでは連続するセラミックが美しく空間のシンボルとなります。リクシルでは、キッチン「リシェルSI」のセラミックトップと同素材を使ったセラミックダイニングテーブルをご用意しています。

■このコーディネートの解説
床・キッチン・ダイニングセットを全てグレイッシュなダーク系のカラーで統一することで、大人っぽいインテリアに。キッチンとダイニングテーブルの天板は同じデザインのセラミック板を使っているので、極上の統一感が生まれます。ブラック、ブラウン、ライトグレーが不規則に散りばめられたような独特なデザインは焼き物の釉薬によるもの。角度によって異なる表情を見せてくれます。

■キッチン：リシェルSI ワークトップ・扉 グレーズグレー
ダイニングテーブル：セラミックダイニングテーブル 天板 アイアングレイ スクエア脚ブラック
床材：ラシッサ Dフロア ウォルナットF

■このコーディネートの解説
空間全体を上品な柔らかいカラーで統一したコーディネート。ダイニングテーブルのホワイトの脚がポイントです。キッチンとダイニングテーブルの天板は同じデザインのセラミックを使っているので、横並びレイアウトにすればより一体感が生まれます。セラミックは光の当たり方でさりげなくきらりと輝くデザインです。

■キッチン：リシェルSI ワークトップ ラパートトープ／扉 シルキートープ
ダイニングテーブル：セラミックダイニングテーブル 天板 チタングレイ／スクエア脚 ホワイト
床材：ラシッサ Dフロア チェスナットF

人造大理石はインテリア性が高く色柄に様々な選択肢があるので、どんなインテリアにもおすすめです。木製テーブルに比べるとバリエーションが少なめのセラミックテーブルを使いたい場合にも、キッチン側の選択肢が豊富だとより自分好みのダイニングキッチン空間に仕上げやすくなります。コンクリート調のダイニングテーブル等と迷っている方も参考にしていただける事例です。

■このコーディネートの解説
モノトーンベースにマットな質感で統一したインテリア。キッチンの扉カラーは木目調をセレクトしてモノトーン空間の緊張感を和らげています。木目調でも彩度が低いグレイッシュなカラーであることと、床が石目でありつつ木目のようにも見える柔らかな柄なので、相性良く馴染んでいます。ガラスドアのスリムなフレームに合わせてダイニングセットは華奢な脚をセレクトし、質感もマットなもので揃えています。

■キッチン：ノクト ワークトップ ソルティホワイト／扉 ウォルナット
床材：ラシッサ Dフロア セルベジャンテ調 455（幅広）
室内ドア：ラフィス グレー、ブラック×フロストホワイト、ブラック×クリア

■このコーディネートの解説
空間のベースが明るく柔らかなナチュラルテイストで構成されているので、甘くなりすぎないように家具には木目は取り入れず素材感を抑えたシンプルなものをセレクトしてコーディネート。ダイニングセットのカラーはモノトーンで揃えて、締め色となるブラックは重くなりすぎないバランスを意識。家具の脚は細いもので統一して、抜け感のあるすっきり軽やかな雰囲気をキープしています。

■キッチン：ノクト ワークトップ ソルティホワイト／扉 コウノキ
床材：ラシッサ Dフロア 直貼り防音床 チェスナットF
室内ドア：ラシッサD キナリモダン コウノキ

モダンなセラミック素材と優しい木目の組み合わせは、ナチュラルモダンな心地の良いコーディネートに。
ダイニングテーブルは、キッチン本体もしくは床材やドアなどの建材のどちらかと素材感を合わせるとコーディネートがまとまりやすくLDK全体に統一感が生まれます。木素材は自然な風合いが魅力的ですが、オイル、ウレタン塗装など仕上げの違いでも風合いや使い心地が変わってきます。ライフスタイルに合わせて仕上げも意識して選んでみてください。

■このコーディネートの解説
空間全体のベースは低彩度な明るいグレー系でまとめつつ、LDKの中心的存在であるキッチンにはアクセントとなるような濃色の木目カラーを取り入れたインテリア。ダイニングはキッチンと合わせた上質な木目素材のものをセレクトし、グレイッシュカラーのチェアを取り入れて、空間のベースカラーとコントラストをつけています。

■キッチン：リシェルSI ワークトップ ラパートトープ／扉 リファインドレオ
床材：タイル タイムバーン／ラシッサ Dフロア ホワイトオークF

■このコーディネートの解説
木のあたたかみとニュアンスカラーを組み合わせた、優しくやわらかなインテリア。キッチンとダイニングテーブルのカラーは2色のドアとそれぞれリンク。ダイニングセットは直線的なデザインのものを組み合わせましたが、チェアの軽やかな造形やしっかりとしたテーブル脚のナチュラルな印象が空間にソフトな要素をもたらします。キッチンとダイニングの配置は、配膳時の動線が短く機能的な横並びレイアウトです。

■キッチン：リシェルSI ワークトップ グレーズホワイト／扉 シルキートープ
床材：リアルウッドフロア オーク
室内ドア：ラフィス トープ、オーク

木目のダイニングテーブルには木の色味、木目柄の強さ、脚のデザイン、さらにはチェアの組合せ次第で印象ががらっと変わります。選択肢が多いので、好みにぴったりと合うものも見つかりやすいでしょう。シンプルで合わせやすい人造大理石のキッチンなら、ダイニングとのコーディネートも幅が広がります。

■このコーディネートの解説
格子を取り入れた和モダンなインテリアに、手仕事感のある漆喰仕上げがモチーフのホワイトスタッコのキッチンがよく馴染んでいます。横並びにレイアウトしたダイニングテーブルはホワイトアッシュを使ったダイニングセット。滑らかな仕上げやスタンダードでいて存在感のある佇まいは、ワンランク上のシンプルインテリアを叶えてくれます。リビング側にベンチを配置することで圧迫感を軽減し空間を広く見せる効果があります。

■キッチン：ワークトップ ベーシックホワイト／扉 ホワイトスタッコ
床材：ラシッサ Dフロア クルミF
格子：インテリア格子 コウノキ

■このコーディネートの解説
全体をアイアンフレームで構成しながらも、武骨になりすぎず、上質さも兼ね備えた空間。落ち着きのあるオリーブグレーのキッチンはワークトップの厚みが薄くまるで家具のようにインテリアに馴染むデザイン。そのスリムなワークトップのラインに合わせて、ダイニングセットはブラックの細い脚で揃え空間のアクセントとしています。4脚のチェアは、インダストリアル感を高めるために、あえてデザインをバラバラに。質感が統一されているため、インテリア全体はまとまった印象に仕上がります。

■キッチン：ノクト ワークトップ ブラックストーン／扉 オリーブグレー
床材：ラシッサ Dフロア ナチュラルオークF
室内ドア：ラシッサD ヴィンティア チャコールブラック