風呂ふたを使う大きなメリットとは?主な種類から、正しい選び方まで徹底解説!

浴槽の上に置くだけで、浴槽のお湯を保温できる風呂ふた。

保温効果だけではなく、汚れが入るのを防いだり、カビを予防できたりなど、使うだけで多くの効果を得られます。

本記事では、風呂ふたを利用するメリットとともに、正しい選び方を徹底解説。

風呂ふたの正しいサイズの測り方や、タイプ・素材ごとのメリット・デメリットもまとめました。

最後まで読むことで、風呂ふたが必要かどうかの判断ができるだけでなく、あなたの目的に合う理想の風呂ふたを見つけられるでしょう。

風呂ふたを使う大きなメリット5選!

風呂ふたを利用することで、主に以下の5つのメリットが得られます。

風呂ふたがあるだけで、お風呂がより快適に使えるようになるでしょう。

ここからは、具体的にそれぞれどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

お湯が冷めにくくなる保温効果を得られる

風呂ふたを利用することで、浴槽保温材との併用により、浴槽に張ったお湯が冷めにくくなる保温効果を得られます。風呂ふたにより、浴槽内の熱が外に逃げにくくなるためです。

特に、入浴時間にバラつきがあるご家庭や、家族の人数が多いご家庭に向いています。入浴時間がバラバラでも、より長くお湯の温度を保つことができます。

また、風呂ふたを使用してお湯の温度を保つことで、追い焚きに必要なエネルギー量も削減でき、電気代・ガス代の節約にも期待ができます。

浴槽に張ったお湯に汚れが入るのを防ぐことができる

風呂ふたを使用することで、浴槽に張ったお湯に汚れが入るのを防ぐことができます。

清潔になるためのお風呂ですから、なるべくお湯も綺麗にキープしたいものですよね。

特に家族の人数が多いご家庭の場合、最後のほうに入浴すると、お湯の汚れが気になるケースも多いでしょう。

風呂ふたで浴槽をカバーすることで、髪や身体を洗うときに跳ねる水やシャンプー、ほこりなどが浴槽内への侵入するのを遮断することができます。

浴槽内に湿気を閉じ込めることで、浴室内のカビ防止が期待できる

風呂ふたをして浴槽内に湿気を閉じ込めることで、浴室内のカビ発生防止の効果に期待できます。

風呂ふたをしないまま放置すると、浴室に湿気や熱が立ちこめるため、カビが発生しやすい環境になります。

特に、お風呂で使用したお湯を洗濯で再利用しているご家庭では、浴槽内にお湯を残しておく時間が長くなるため、風呂ふたが必須アイテムになるでしょう。

天井、壁などにカビが発生すると、掃除も大変になります。風呂ふたをして熱や湿気を浴室内に閉じ込めることで、カビの発生を予防でき、日々の掃除も楽になるでしょう。

浴槽内に湿気を閉じ込めることで、浴室乾燥機で衣類乾燥する際の効率も良くなる

浴槽内にお湯が張られている場合、風呂ふたをしていない状況でも衣類は乾きはしますが、風呂ふたをすると浴槽内に湿気を閉じ込めることができるので、より効率良く衣類を乾燥させることができます。

そのため、お湯を張ったまま浴室乾燥を行う場合でも、風呂ふたをしてから実施することをおすすめします。

浴槽を自動洗浄する「おそうじ浴槽」の使用が可能になる

浴槽を自動洗浄する機能が付いている「おそうじ浴槽」を利用したい場合は、風呂ふたが必須です。

おそうじ機能付き浴槽は、日々の浴槽の掃除を自動化してくれます。洗剤を補充してボタンを押すだけで自動洗浄ができ、面倒な浴槽掃除の手間を省くことができます。

例えば、LIXILのおそうじ浴槽「スパージュ」を利用する場合も、浴槽を密閉空間にするために風呂ふたが必要です。風呂ふたがなければ、洗剤やお湯が浴室に散乱してしまいます。

浴槽の掃除の手間を省きたい方は、浴槽洗浄の自動化ができる「おそうじ浴槽」の購入を検討してみましょう。大変な家事が一つ減って、時間と労力を他のことに割くことができるようになります。

風呂ふたの主な種類3つ

風呂ふたの形状の主な種類は、以下の3つです。

  • シャッタータイプ(巻きふたタイプ)
  • 折りたたみタイプ
  • 組み合わせタイプ

自宅の浴室、好み、家族の特性に合わせた種類の風呂ふたを選びましょう。

シャッタータイプ(巻きふたタイプ)

シャッタータイプ(巻きふたタイプ)とは、クルクルと巻くだけで簡単に開閉できる風呂ふたです。

風呂ふたの中では最も一般的で、人気のあるタイプとなっています。軽量で、老若男女問わずに扱いやすいのが特徴です。

デメリットは溝があることです。シャッターのような凹凸があるため、溝が深いタイプだと掃除が面倒になることもあります。

溝が浅いタイプ・少ないタイプを選んだり、使用後は床に立ててしっかり乾かしたりなどの対策をしましょう。

折りたたみタイプ

折りたたみタイプは、名前の通り、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプの風呂ふたです。

収納スペースを圧迫しないため、狭い浴室を利用している方にはぴったりです。

また、比較的リーズナブルな金額のものが多いことも、メリットの一つです。

ただし、小さいお子様がいるご家庭の場合は、指を挟むなどのケガに繋がる可能性もあるので注意して使用しましょう。

組み合わせタイプ

組み合わせタイプは凹凸がなくフラットなデザインで、掃除がしやすい風呂ふたです。

「組みふた」と呼ばれることもあり、保温性が高く、掃除がしやすいのが特徴です。

「組み合わせタイプ」の風呂ふたの中でも、さらに以下の2種類に分けられます。

  • 組みふたタイプ
  • 薄型保温組フタ

それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。

組みふたタイプ

組みふたタイプは、分割した2~3枚の凹凸のないフラットなパネルを組み合わせた風呂ふたです。

しかし、シャッタータイプ(巻きふたタイプ)とは違い、巻くだけで簡単にふたを取ることはできません。

パネルを一つ一つ外す必要があり、また大きさや重さの関係で、小さなお子様やご年配の方にとっては持つことが億劫になるかもしれません。

薄型保温組フタ

LIXILの「薄型保温組フタ」は、組みふたタイプのメリットを活かしながら、薄型・軽量化が実現された風呂ふたです。

薄く軽く設計されている上に、保温性能が高いのがメリット。もちろんフラットタイプなので、日々のお手入れも簡単です。

ここがすごい!LIXILの薄型保温組フタ!製造工程をご紹介

ここからは、LIXILの薄型保温組フタのメリットと、製造工程を見ていきましょう。

LIXILの薄型保温組フタのメリット

LIXILの中でもハイクラスな風呂ふたである「薄型保温組フタ」は、「薄さ」「軽さ」「保温性能」の3点が主な特徴です。

<薄さ>

LIXILの「薄型保温組フタ」は、保温効果のある発泡体にシートを取り付けている構造です。
薄型保温組フタ(YFKで始まり-D4で終わる品番のもの)は、従来の保温組フタ(YFKで始まり-Dで終わる品番のもの)の厚みに比べて、20%程度薄い仕上がりになっています。

上記の画像のように、重ねて収納したときには、なんと約1cm以上の差が出ます。コンパクトにまとめられるため、収納スペースも圧迫しません。

<軽さ>

薄い設計である分、軽量化もされています。

LIXILの他の風呂ふた(例:YFK-1576B(3))は約3.7kgですが、「薄型保温組フタ」は約3.0kg。700gもの軽量化を実現しています。(※2枚セットでの重量)

壁に納めるときやお掃除のときなど、少しでも軽い方が扱いやすいので、使い勝手が非常に良いです。

<保温性能>

  • 出典:LIXILシステムバスルーム リデア カタログp.76

薄くなっても、保温性能は通常の組ふたタイプと同じです。

シャッタータイプ(巻きふたタイプ)と比べて、断熱浴槽との組み合わせにより湯温が下がりにくくなっています。

ご家族全員が入浴するまでに時間がかかる場合、少しでもお湯が冷めにくいと嬉しいですよね。

薄型保温組フタってどうやって作られているの?製造工程を写真をともにご紹介!

「薄型保温組フタ」は、なぜ薄くて軽いにもかかわらず保温性が高いのでしょうか。その秘密を紐解いていきます。

「薄型保温組フタ」は、保温性能を発揮する発泡体にシートを貼り付け、その後、浴槽の形に合わせてカットして作られています。

過去には職人が手で貼り付けていましたが、今では機械により自動化。品質が安定して効率が上がっています。

<LIXILの「薄型保温組フタ」の製造工程>

STEP 1

大きな発泡体の表面に接着剤を塗布する。

STEP 2

発泡体とシートを貼り付けます。接着剤の塗布も均一になるように細かな調整や機械の洗浄が随時行われています。

(シートを片面だけ貼り付けたところ)

STEP 3

フロフタの形に裁断。一度に4枚もカットできるスグレモノです。

STEP 4

樹脂製の枠をとりつけ、人の目でキズや浮きを確認。最後は人の目でしっかりと確認されています。

STEP 5

ラベルを貼り付けた後、袋に入れて完成!

薄くて、軽くて、保温性が高い「薄型保温組フタ」。風呂ふたの導入を検討している方、買い替えする商品を考えていた方は、ぜひ「薄型保温組フタ」をお試しください。

また、LIXILでは「薄型保温組フタ」以外にも、多くの風呂ふたを取り揃えております。

LIXIL部品ナビの「⑤風呂ふた」から、製品をお探しください。数ある風呂ふたの中から、お客様のご家庭の浴槽に合わせてお選びいただけます。

風呂ふたの基本的な選び方

「風呂ふたが欲しいけど、いざ商品を見てみると何を買えば良いのか分からない」と困っている方も多いでしょう。

せっかく風呂ふたを購入するのであれば、納得のいく商品を選びたいですよね。

ここからは、風呂ふたの基本的な選び方を解説していきます。

  • 既製サイズから探す
  • 形状から探す

基本的には、浴槽の外径を基準にサイズを選びます。風呂ふたの正しい測り方もまとめたので、サイズ測定に悩んでいる方はぜひご覧ください。

既製サイズから探す

既製サイズから選ぶときは、浴槽の幅と奥行きのサイズと照らし合わせて選びます。浴槽の幅と奥行きを計測してから、より近いものを選びましょう。

浴槽のサイズよりも小さい風呂ふたを選ぶと、本来得られるはずの保温効果やカビ防止効果が最大限得られません。また、大きすぎても、壁に風呂ふたが当たってしまう、洗い場に風呂ふたがはみ出してしまうなど、正しい使い方ができない恐れがあります。

浴槽のサイズと風呂ふたのサイズは、しっかりと合わせるようにしましょう。

風呂ふたのサイズの正しい測り方

風呂ふたの正しいサイズの測り方は、上の画像の通りです。

風呂ふたのサイズを測る際は、浴槽の内側の縁(浴槽内寸法)を測ってはいけません。

風呂ふたが浴槽全体をカバーできるようにするためにも、浴槽の縁の中央部より少し大きめあたりで寸法を測りましょう。

このとき、メジャーや巻き尺が弛まないように注意しましょう。メジャーや巻き尺が弛んで、実寸が浴槽外寸法を超えてしまうと、せっかく購入した風呂ふたが設置できなくなってしまいます。

形状から探す

風呂ふたは、浴槽の仕様や用途に合わせて選ぶ方法もあります。

こだわって丸い形に作ってもらっていたり、介護用の浴槽として広い正方形に作られていたりなど、浴槽の形が特殊なケースもあります。

その場合は、形状から探すのがおすすめです。

また、組み合わせタイプの風呂ふたを探してみることで、ぴったりの風呂ふたが見つかるかもしれません。

なお、浴槽のメーカーが、その浴槽に合わせた風呂ふたを販売しているケースも多いです。一度、お使いの浴槽のメーカーに問い合わせてみましょう。

風呂ふたは機能性や素材にも注目して選びましょう

風呂ふたは、機能性や素材にも注目して選ぶのがおすすめです。

  • 機能性に注目して風呂ふたを選ぶ
  • 素材に注目して風呂ふたを選ぶ

ここからは、上記2項目について、それぞれ具体的に解説していきます。

機能性に注目して風呂ふたを選ぶ

抗菌・防カビ加工が施された風呂ふたや、熱が逃げにくい保温機能がついた風呂ふたも多くあります。

湿気の多い地域に住んでいたり、カビに悩んでいる場合は、抗菌・防カビ加工の風呂ふたを検討してみましょう。

抗菌・防カビ加工が施された風呂ふたの特徴

撥水加工、銀イオン抗菌加工などが施されていて、雑菌やカビの繁殖を予防します。

カビや汚れが発生しにくくなるため、風呂ふたを清潔に保つことができます。

熱が逃げにくい保温機能が付いた風呂ふたの特徴

風呂ふた全般に保温機能がありますが、やはり材質や形状により保温効果に差が出てきます。

より保温性の高い風呂ふたを採用することで、入浴が快適になったり、追い焚き機能の回数を減らして節約できたりします。

素材に注目して風呂ふたを選ぶ

風呂ふたは、素材に注目して選ぶのもおすすめです。見た目だけでなく、管理のしやすさなどが変わってきます。

  • プラスチック製
  • アルミ製
  • 木製

それぞれの素材のメリットやデメリットを解説します。

プラスチック製の風呂ふたの特徴

軽量かつ耐久性が高い素材が、プラスチック製の風呂ふたです。ポリプロピレンやポリスチレンを利用した風呂ふたが一般的です。

また、他の素材と比べると価格も安い傾向があります。コストパフォーマンスを重視するのであれば、おすすめできる素材です。

アルミ製の風呂ふたの特徴

アルミ製(アルミ複合樹脂)の風呂ふたは、主に組み合わせタイプの風呂ふたに利用されています。

保温性が高いのが特徴で、お風呂の温度をなるべく長時間キープしたい人におすすめの素材です。

気温の低い地域に住んでいる方、浴室暖房がなく冬場の水温の下がり方に不満を持っている方は、アルミ製の風呂ふたを検討しましょう。

木製の風呂ふたの特徴

見た目や香りを重視したいなら、木製の風呂ふたも検討してみましょう。

木の香りを嗅ぎながらのバスタイムで、日々の疲れが癒されるでしょう。

また、ヒノキやヒバなどの天然木であれば、抗菌作用や高い保温性にも期待できます。

ただし、木製の風呂ふたは、重くて扱いにくいものもあります。サイズのほか、重量や収納方法も考えて購入を検討しましょう。

風呂ふたがカビないように維持する方法・掃除方法

風呂ふたを長く利用するためには、適切な掃除が必要不可欠です。

どの風呂ふたを利用するにしても、浴室用中性洗剤で洗った後は水分を残さないよう拭き取ることが重要となります。

時々日陰に干したり、風通しの良い場所で乾燥させたりするのがおすすめです。

  • シャッターや折りたたみタイプの風呂ふたは、凹凸部分を入念に掃除する
  • 板状の組み合わせタイプの風呂ふたは、洗った後に日陰に干して乾燥させる

それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

シャッターや折りたたみタイプの風呂ふたは、凹凸部分を入念に掃除する

凹凸があるタイプの風呂ふたは、凹凸部分を入念に掃除しましょう。

お手入れの手順を、以下にまとめました。

【準備するもの】

浴室中性洗剤、スポンジもしくは柔らかい布、乾いた布

【お掃除の手順】

  • 浴室用中性洗剤をスポンジもしくは柔らかい布につける
  • 風呂ふたを丁寧に優しく洗い汚れを落とす
  • 水で洗剤を入念に流す
  • 乾いた布で拭き取る

風呂ふたが濡れた状態だとカビが発生しやすくなるため、乾いた布で拭き、水気を取ります。カビの発生を抑制するために、時々陰干しをするのがおすすめです。

なお、凹凸部分の汚れが掃除しにくかったり、スポンジが届かなかったりする場合は、掃除グッズで解決できるかもしれません。

先端が尖ったブラシを利用することで、シャッタータイプの凹凸も楽に掃除できるでしょう。

板状の組み合わせタイプの風呂ふたは、洗った後に日陰に干して乾燥させる

組み合わせタイプの風呂ふたの場合は、洗ったあとに日陰に干して乾燥させるのがおすすめです。

詳しい手順を以下にまとめました。基本的な洗い方の部分に関しては、先ほどの「シャッターや折りたたみタイプ」と変わりません。

【準備するもの】

浴室中性洗剤、スポンジもしくは柔らかい布、乾いた布

【お掃除の手順】

  • 浴室用中性洗剤をスポンジもしくは柔らかい布につける
  • 風呂ふたを丁寧に優しく洗い汚れを落とす
  • 水で洗剤を入念に流す
  • 乾いた布で拭き取る
  • 日陰に干して乾燥させる

定期的に掃除をして、風呂ふたを清潔に保ちましょう。

風呂ふたは何ゴミ?風呂ふたの正しい捨て方

新しい風呂ふたを検討している方の中には、古い風呂ふたの捨て方で困っている方もいるかもしれません。

自治体によって風呂ふたの処分の方法は異なるため、必ずお住まいの地区の公式HP等を確認してください。

基本的には、以下の手順で捨てるケースが多いです。

【STEP1】粗大ゴミ処理シールを張り付ける
【STEP2】お風呂のふたをヒモなどでまとめる
【STEP3】お住まいの地域のルールに従って、粗大ゴミとして出す

それでは、順を追ってそれぞれ具体的に見ていきましょう。

【STEP1】粗大ゴミ処理シールを張り付ける

まずは、粗大ゴミを処理するためのシールを貼り付けます。

自治体によって手順は違いますが、基本的には以下の手順で粗大ゴミ処理シールを手に入れます。

  • 自治体の窓口で粗大ゴミの処理を申し込む
    • インターネット上でできる自治体も現在はある
  • コンビニやスーパーで粗大ゴミ処理シールを購入
  • 粗大ゴミに貼り付ける
  • 申し込みの際に指定した日付、場所を確認
  • 粗大ゴミを出す

粗大ゴミの料金は、大きさ、素材などにより変動します。

シールが足りていない場合は回収してもらえないので、お住まいの自治体のホームページなどで正確な料金をしっかりと確認しておきましょう。

【STEP2】お風呂のふたをヒモなどでまとめる

お風呂のふたをまとめずに捨てると、通行の邪魔になってしまう恐れがあります。

また、組み合わせタイプなど複数枚のタイルを使うタイプの場合は、「1枚だけしか回収してくれなかった…。」「1枚だけ回収漏れがあった…。」など、回収ミスに繋がらないよう、全てのタイルをまとめておきましょう。

  • シャッタータイプは丸めた状態で縛る
  • 折りたたみタイプは、折りたたんだ状態で縛る
  • 組み合わせタイプは、重ねて縛る

しっかりと風呂ふたをまとめることで、回収もスムーズに終わります。

【STEP3】お住まいの地域のルールに従って、粗大ゴミとして出す

地域によって、粗大ゴミの出し方には差があります。

「自分が住んでいる地区×粗大ゴミ」の検索ワードでGoogle検索したり、実際に役場などに電話して方法を聞いたりしましょう。

粗大ゴミが放置され続けると、近所の人に迷惑をかけてしまう恐れがあります。地域のルールに従い、適切な方法で風呂ふたを捨ててください。

風呂ふた関連でよくある質問・疑問

風呂ふた関連でよくある質問や疑問をまとめました。

風呂ふたの代わり・代用品になるものはある?

風呂ふたの代替品として使えるのは、「保温シート」です。

保温シートとは、アルミ製のシートのこと。アルミ製のシートをかぶせておくだけで、お湯の温度をキープできます。

ただし耐久性は低いので、引越し後などの「風呂ふたを購入するまでの短期間利用」を目的とした代用品としておすすめです。

風呂ふたに寿命はある?

風呂ふたには寿命があります。基本的には、軟質素材やパッキンが劣化してきたら、交換する時期です。

また、カビがパッキンや凹凸の奥に入り込んで落とせなくなった場合も、衛生面を考えて交換を検討してもよいでしょう。

風呂ふたの寿命は、素材、形状により様々です。現在の風呂ふたの状態をよく見て、買い替えを検討しましょう。

まとめ

風呂ふたのメリット、種類、選び方を解説してきました。

「風呂ふたはいらないのでは?」と考えている人も少なからずいますが、風呂ふたを利用するメリットは非常に多いです。

保温効果、カビ防止効果など、お風呂をより快適に利用するためには欠かせないものです。

本記事を参考に、自宅の浴槽にぴったりの風呂ふたを探しましょう。

新しい風呂ふたをお探しの方は、LIXIL部品ナビの「⑤風呂ふた」から製品をお探しください。

数ある風呂ふたの中から、お客様のご家庭の浴槽に合わせてお選びいただけます。

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