浮かせる収納のアイデア9選!お風呂で使えるマグネットアイテムのおすすめをご紹介!

お風呂の空間は、日々の疲れを癒す大切な場所。同時に、衛生面が気になる場所でもありますよね。
物を置くと汚れも溜まりやすいので、お風呂の収納にお困りの方も多いでしょう。
お風呂に溜まる汚れを最小限に抑えたい方には、掃除がしやすく、水切り乾燥もできる「浮かせる収納」がおすすめです。
「浮かせる収納」なら、水気が多い中でヌメリやカビを防ぎつつ、多くの浴室アイテムをスマートに収納が可能です。
今回は、そんな「浮かせる収納」を活用した9のアイデアと、おすすめのマグネットアイテムをご紹介します。
目次
浮かせる収納とは?主にマグネットアイテムを用いて浴室を綺麗にしよう
浴室は毎日使用する上に、水を多く使用する場所なので、汚れは避けられません。
しかし、そもそも清潔さを保つための場所なので、ヌメリやカビが発生しない理想的な状態を望むのは自然なことです。
そんな浴室のヌメリやカビの発生を最小限に抑える方法として、「浮かせる収納」がおすすめです。
「浮かせる収納」とは、マグネットを使って壁に取り付け、アイテムを宙に浮かせて保管するというもの。
浮かせる収納を採用することで、浴室アイテムの接触面積を最小限に抑え、浴室を清潔かつスタイリッシュに保つことができます。
浮かせる収納と組み合わせたい便利グッズ

浮かせる収納を利用するときに便利なグッズの1つがS字フックです。
特に、LIXILの浮かせる収納シリーズと組み合わせることで、機能性とデザイン性を兼ね備えた収納空間を実現できます。
S字フックは、100均やホームセンターなどで手軽に購入できます。サイズや形もさまざまなので、用途に合わせて選びましょう。
お風呂の浮かせる収納アイデア9選!おすすめのマグネットアイテムまでご紹介
お風呂で使えるマグネットアイテムのおすすめと、浮かせる収納のアイデアを9個ご紹介します。
どれも簡単に取り付けられるものばかりなので、気軽に試してみてください。
- シャンプーボトルの浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム
- 洗面用具の浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム
- お風呂用タオルの浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム
- エンタメグッズ、セルフケアグッズの浮かせる収納アイデア
- 固形石鹸の浮かせる収納アイデアとおすすめアイテム
- 風呂桶の浮かせる収納アイデアとおすすめアイテム
- お風呂の清掃用具の浮かせる収納アイデア
- シェーバーや歯ブラシなどの浮かせる収納アイデア
- 子ども用おもちゃの浮かせる収納アイデア
シャンプーボトルの浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム

シャンプーボトルは浴室の収納に欠かせないものですが、置き場所に困ることも多いですよね。浴槽の縁や棚に置いておくと、水切れが悪くなったり、カビが生えたりする可能性があります。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネットポケット300W」です。マグネットが取り付け可能な浴室に利用可能。
棚の部分が深めに作られているので、背の高いシャンプーボトルなどを置いても安心です。
貼り付け位置を簡単に調節できるため、使い勝手も抜群です。
洗面用具の浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム

洗面用具として、泡立てネットやブラシ、スポンジなどを使っている方も多いでしょう。こういった小物類は、浮かせて壁にかけられれば乾燥させやすくなります。また、使いたいときにすぐに取り出せるので便利です。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネットマルチバー180L」。
バー部分にフックがついているので、そこに泡立てネットをかけたり、ボディタオルをひっかけておくこともできます。
お風呂用タオルの浮かせる収納アイデアとおすすめのマグネットアイテム

「タオル掛けはついているけど1つじゃ足りない…」「そもそもお風呂場にタオル掛けがついていない…」という方におすすめなのが、LIXILの「マグネットマルチバー180L」です。
ボディタオルはもちろん、長風呂時に欠かせない汗拭きタオルを掛けておくこともできます。
エンタメグッズ、セルフケアグッズの浮かせる収納アイデア

半身浴をする時に水を置いたり、防水タブレット端末を使ったりするとき、置き場に困ることはありませんか。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネットシェルフ180W」「マグネットシェルフ300W」です。
18cmと30cmの幅が選べるので、使いたいものを置いておけばサッと取り出すことができます。
マグネットなので増やすのもカンタン。家族それぞれに使うものを置いておくことができますね。
固形石鹸の浮かせる収納アイデアとおすすめアイテム

固形石鹸を浮かせる収納アイテムはたくさんありますが、デザイン性や機能性にこだわりたい方には、LIXILの「マグネットシェルフ180W」がおすすめです。
シャワーを立って浴びる人は高い場所に、座って浴びる人は低い場所に付けることで、カンタンに手に取りやすい場所に石鹸を置くことができます。
トレーの下にはフックがついているので、石鹸用泡立てネットなどもひっかけておくことができます。

風呂桶の浮かせる収納アイデアとおすすめアイテム
風呂桶は、お湯を汲んだり、体を洗ったりするときに使う便利なアイテムですが、置き場所に困ることもあります。浮かせる収納で壁にかけておくことで、風呂桶を使いたいときにすぐに取り出せるので便利です。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネットマルチバー180L」です。
バー部分のフックに風呂桶を引っ掛けることで、風呂桶の収納として活用できます。
お風呂の清掃用具の浮かせる収納アイデア

お風呂の清掃用具として、スポンジやブラシ、スクレーパーなどを使っている方も多いでしょう。
「清掃用具だからシャンプーとか洗顔と一緒に置きたくない…」という方におすすめなのが、LIXILの「マグネットマルチバー180L」です。
通常、収納棚を設置することのない面や、子どもの手の届かない高さに付けることができるので安心して使えます。
シェーバーや歯ブラシなどの浮かせる収納アイデア

シェーバーや歯ブラシなどをお風呂場で使う方もいるでしょう。浴槽の縁や棚に置いておくと、水が溜まってカビやヌメリが発生するため、衛生面が気になりますよね。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネットポケット300W」です。
ポケットが深くできているので、歯ブラシを入れたコップを入れて置いたり、シェーバーを立てかけておくことができることも魅力です。
子ども用おもちゃの浮かせる収納アイデア

子ども用おもちゃは、お風呂で遊ぶときに楽しいものですが、収納に困ることも。おもちゃを浴槽の縁や棚に置いておくと、水切りが悪くなったり、カビが生えたりする可能性があります。
そこでおすすめなのが、「マルチバーのフックにかけてネットの中に入れる方法」です。浴槽横の壁にマルチバーを設置し、100円ショップなどで売っているネットに子ども用のおもちゃを入れて吊るしておけば簡単に取り出せますし、水切れの心配も軽くなりますね。
浮かせる収納(浴室用マグネットアイテム)のメリット

浮かせる収納は浴室の収納に悩む方にとって、画期的な方法です。そんな浮かせる収納には、以下のようなメリットがあります。
汚れが溜まりにくくなり、乾燥しやすい
浮かせる収納では、物を壁面にくっつけることで、床や棚に直接触れることがありません。そのため、水や汚れが溜まりにくくなり、掃除頻度が激減します。
また、空気に触れる面積が自ずと増えるため、乾燥力もアップ。
水回りのヌメリ・水アカ・カビ防止に期待できます。
掃除も楽になる
浮かせた収納物はマグネットで取り外せるため、掃除のときに邪魔にならず、簡単に移動できます。
また、LIXILのマグネットアイテムは、逆さにして水切りができるように設計されています。
水滴がたまることなく、アイテムを清潔に保つことが可能です。
さらに、浮かせる収納方式を採用することで、壁面に凹凸が少なくなります。スクレーパーなどを使って壁の水を簡単にまとめることができ、使い勝手が向上します。
物の出し入れがしやすくなる
浮かせる収納方式では、物を壁面に取り付けることで、手の届きやすい位置に効果的に収納できます。
物の出し入れがスムーズで使い勝手が向上するほか、物の種類やサイズに合わせて高さや角度を調整できるため、個々のニーズに合わせて自在に配置できます。
その結果、自分にとって最も使いやすい位置にアイテムを収納することが可能です。
浴室の空間を有効活用できる
物を壁面に固定することで、床や棚のスペースを効果的に節約できるため、浴室のスペースを最大限に有効活用できます。
さらに、通常の収納棚を設置できない場所にもマグネットアイテムを取り付けられるなど、収納スペースが少ない浴室の空間を効率的に使用できます。
賃貸でも収納スペースを自由に増やせる
浮かせる収納方式では、物を簡単にマグネットで取り付けることが可能です。
そのため、壁に穴を開けたり、ネジを打ったりする手間が不要です。
その結果、賃貸住宅でも収納スペースを自由に増やせます。また、マグネットアイテムは簡単に取り外せるので、引っ越しのときにも便利です。
収納以外の、あると便利なマグネットアイテム

マグネットアイテムは、収納スペースを増やすだけでなく、生活をより便利で快適なものに変えてくれます。
浴室内のあらゆる箇所でその便利さを発揮し、日々の生活に彩りを加えてくれるのです。
ここからは、収納以外にあると便利なマグネットアイテムを4種類ご紹介します。
風呂ふたフック

バスルームの清潔さを保つためには、風呂ふたの適切な保管が大切です。
風呂ふたが空気に触れる面積を増やし、湿気が逃げやすくなる環境を作り出すことで、カビやヌメリの発生を効果的に抑制し、風呂ふたを清潔に保つことが可能になります。
そこでおすすめなのが、LIXILの「マグネット組フタフック」です。
マグネットを使って、お風呂の壁に手軽に取り付けができる商品。
通常の風呂ふたフックは壁に穴をあけて設置するので掃除に手間がかかりますが、マグネットタイプはフックごと外して掃除することができます。
鏡

「引っ越しをしたけどお風呂に鏡がついていない…」もしくは「お風呂場の鏡を増やしたい…!」という方には、LIXILの「マグネットミラー2828」「マグネットミラー2858」「マグネットラウンドミラー2020C」「マグネットラウンドミラー5050C」がおすすめです。
大きさも長方形や正方形、大小の円から選ぶことができ、浴室の雰囲気に合ったものを選ぶことができます。
取り付けられる箇所がマグネットに対応していれば、自由にお好みの場所に設置できますし、「こんなところに鏡が欲しかった!」という願いを実現できるでしょう。通常では鏡がつくことがない浴槽横の壁面にミラーをつけてセルフチェックすることもできます。

シャワーフック

シャワーフックは一般的に使いやすいとされる位置に固定されて設置されていることから、人によっては使いづらさを感じる方がいるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、LIXILの「マグネットシャワーフック(角度調節式)」です。
鋼板であれば壁面の好きな位置にシャワーフックをつけられるので、立って使う場合にも座って使う場合でも身長に合わせてシャワーを置くことができます。
さらに、角度調節式なのでお湯が出る角度もお好みに合わせて使用が可能。浴槽上の壁につければ、シャワーでお湯を上半身にかけながら湯船につかることもできます。
「賃貸だからシャワーフックの位置を変えられない…」というお悩みを抱えている方にもおすすめです。
シャワーホースホルダー

シャワーフックの位置を下の方に設置すると、シャワーホースにたるみが生じ使い勝手が悪くなることが考えられます。その際に活用できるのが「マグネットシャワーホースホルダー」です。
シャワーホースが浴槽や床に垂れ下がらずにすっきりと収まるほか、シャワーホースが邪魔にならないので、お風呂の中で動きやすくなります。
また、マグネットタイプの商品を利用すれば、取り付けや取り外しが簡単なため、浴室の清掃がより効率的になるのも魅力的ポイントです。
浮かせる収納のデメリット・注意点と解決策
浮かせる収納には多くのメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。
ここからは、浮かせる収納のデメリット・注意点と解決策をご紹介します。
ごちゃごちゃした印象になってしまうこともある
浮かせる収納は、時に雑然とした印象を与えることがあります。特に、色や形がバラバラのものを収納すると、統一感がなくなってしまいます。
そこで、「色をおさえて統一感を持たせる」ことが大切。
LIXIL製の収納オプションには、ファブリック調のものもあり、質感に変化を加えることができます。

ファブリック調は浴室の雰囲気を柔らかくしてくれるため、収納がただの機能的なものではなく、インテリアの一部としても機能します。
耐荷重に制限がある
浮かせる収納の最大の懸念点は、耐荷重の制限です。重いものを収納すると、マグネットが外れて落下する恐れがあります。
ただし、耐荷重を事前にチェックして適切なアイテムを選ぶことで、簡単に解決できます。LIXILのマグネットアイテムには、それぞれ耐荷重を明記しております。
重いものは下に、軽いものは上に配置するなど、バランスを考慮した収納を心掛けましょう。
浮かせる収納についてよくある質問
浮かせる収納について、よくある質問とその回答をご紹介します。
もし、浮かせる収納に関して疑問に思っていることがあれば、ぜひ参考にしてください。
浮かせる収納とは何ですか?
浮かせる収納とは、物を床から持ち上げて壁面などに固定する収納法のこと。
マグネットやフックを使って、日用品を壁に「浮かせて」収納します。床面がすっきりとし、掃除がしやすくなるだけでなく、空間を有効活用できるようになります。
浮かす収納のメリットは?
浮かす収納の最大のメリットは、掃除が楽になることです。
床に物がないため、掃除機をかける際に邪魔になることがありません。
また、見た目がスッキリして、空間を広く使えるようになります。ただし、耐荷重を確認し、適切な重さの物を収納することが大切です。
お風呂の壁にマグネットはつくのか?
お風呂の壁にマグネットがつくかどうかは、浴室壁面の裏に鉄の板が入っているかどうかによります。
最近のシステムバスの浴室壁には、鉄の板が入っていることが多いですが、古い浴室壁には、鉄の板が入っていないこともあります。またタイル製や樹脂製の壁パネルもあり、それらの場合はマグネットアイテムは使用できませんので、ご注意ください。まずは、お手持ちの磁石が、お使いの浴室の壁にくっつくかどうか試してみてください。
浴室の壁に磁石がくっつくのはなぜ?
浴室の壁に磁石がくっつくのは、浴室壁面の裏に鋼板(こうはん)が入っているからです。
鋼板は磁石に反応する金属で、浴室壁面の強度や防水性を高めるために使われています。
壁に傷がついたりしないの?
質の良くないマグネットアイテムだと、位置を変更する際に、壁に擦れ傷をつける可能性があります。
しかし、LIXIL製のマグネットアイテムは、磁石のみが壁に接するようにしており、擦れ傷の原因となる樹脂部が直接壁面に接しないようなつくりとなっています。
そのため、浴室の壁に傷がつきづらいので、安心してお使いになれます。
浮かせる収納ができるマグネットアイテムでお風呂の空間を有効活用しましょう
この記事では、お風呂場で活用できる浮かせる収納のアイデアを始め、マグネットアイテムを利用することのメリット・デメリットについてご紹介しました。
浮かせる収納ができるマグネットアイテムを使えば、お風呂の限られた空間を最大限に活用できます。今回ご紹介したアイテムを取り入れて、毎日のバスタイムをもっと楽しく、もっと清潔にしましょう。
LIXILのマグネットアイテムは、品質やデザインにもこだわっています。ぜひ、お試しください。
本記事の監修者

古屋 重行
株式会社LIXIL / LIXIL Water Technology Japan 浴室事業部
2018年入社。浴室商品のECにおけるプロモーションやコミュニケーション設計を担当。