シャワーの水圧が弱い時はどうすればいい?低水圧用シャワーヘッドで簡単にシャワーの水圧アップ!

1日の始まり、1日の終わりに、心と体をさっぱりとさせてくれるシャワータイム。
適度なシャワーの水圧は、快適な入浴に欠かせない重要なポイントですよね。

シャワーの水圧が弱いと、キレイに流せていない気がしたり、流すのに時間がかかったりなど、リフレッシュになるはずの入浴がストレスになっていませんか?
シャワーの水圧が強い場合には、簡単に弱くすることができます。しかし、シャワーの水圧が弱い場合には、どのように対策すれば良いのでしょうか。

本記事では、シャワーの水圧が弱くなる原因から、シャワーの水圧を強くする方法まで、詳しく解説します。 

シャワーの水圧が弱い時にまず確認すべきポイント【簡単チェック!】

吐水口やシャワーからの湯水の出が悪いときに、簡単に原因を確認できる6つのチェックポイントをご紹介します。

1.給湯器の温度設定を確認する

給湯器の温度設定が50〜60℃で設定されているかを確かめ、設定されていないときは50〜60℃に設定しましょう。

サーモスタット式混合水栓(自動温度調節機能が内蔵されているタイプ)は、給湯器からの湯と水を混合しています。

例えば、40℃のお湯を出したいとき、給湯器の温度設定が40℃付近だと、おもな吐水が給湯器からのお湯になり、流量が限られてしまいます。

給湯器の温度設定を50〜60℃にすると、給湯器からのお湯と水を混合して吐水するので、流量が増え、シャワーの水圧が上がります。

<ご注意ください>
給湯器に接続されている水栓金具がサーモスタット式混合水栓以外の場合、給湯器の設定温度を上げると熱いお湯が出る場合があります。給湯する場合は、やけどに注意してご使用ください。

2.「ストレーナー」にゴミが詰まっていないか確認する

ストレーナーとは、フィルターのような役割があり、水栓内の異物を除去するための部品です。

まず、マイナスドライバーを使ってストレーナーを反時計方向に回して外します。

ストレーナーにゴミが詰まっているかを確かめ、ゴミが詰まっているときは、ゴミを取り除きましょう。
ストレーナーの位置は水栓の種類によって異なるので、詳細は水栓の取扱説明書を参照してください。

  • 作業前に、流量調節栓を時計方向に最後まで回し、止水してから作業をしましょう。

3.「散水板」にゴミや水あかが詰まっていないか確認する

シャワーの散水板には、小さい穴がたくさん開いています。
この散水板の穴にゴミや水あかが詰まっている場合、水の出が悪くなってしまいます。

ゴミや水あかが詰まっているときは、歯間ブラシ等を用いてゴミを取り除きましょう。
歯間ブラシは、散水板の穴の目に入り込む「細さ0.7㎜以下」のものをおすすめします。

4.吐水口の水の出が悪い場合は、「整流口」にゴミが詰まっていないか確認する

水栓の水が出る部分には、水の流れを整えるために、目の細かい整流口が組み込まれています。
この整流口にゴミが詰まった場合も、水の出が悪くなってしまうので、ゴミが詰まっているときは、ゴミを取り除きましょう。

5.複数箇所で同時にお湯を使用していないか確認する

浴室とキッチンなど複数箇所で同時にお湯を使用している場合、給湯器の能力(号数)が小さいと水圧が弱くなります。
そのため、シャワーを使用する際には、家の中の他の場所で同時にお湯を出さないようにしてみてください。

もし上記の内容で改善された場合には、給湯器の能力(号数)が小さいことが原因かもしれないので、給湯器の交換を検討しましょう。

6.水漏れが起こっていないか確認する

散水板や整流口など各箇所を清掃しても水圧が変わらなかったという場合には、水漏れが起こっている恐れがあります。
このような場合は自身で確認することが困難になるため、修理業者へ依頼をして点検をしてもらうのがおすすめです。

シャワーの水圧が弱くなる原因と対処法

シャワーの水圧が弱くなる原因は多くありますが、よくある原因を対処法とともに解説します。

【シャワーの水圧が弱くなる原因】

原因 1.シャワーの散水板の目詰まり

先述した通り、シャワーの散水板の目詰まりは、シャワーの水圧が弱くなる原因となります。

長く使い続けた結果として、水あかや石鹸カス、皮脂などによって目詰まりを起こしてしまいます。
目詰まりを放置し続けると、内部にカビが生えるなど、不衛生な状態になる恐れがあります。

シャワーの散水板の目詰まりの対処法

シャワーの散水板は、使い終わった歯ブラシや歯間ブラシ、清掃用のブラシなどを使って、定期的に掃除しましょう。
シャワーヘッドを取り外して、 散水板のシャワーが出てくる孔を歯間ブラシで擦ったり、散水板がゴム製の場合は、指で擦ったりして、目詰まりを清掃するだけなので、数分あれば簡単に実施可能です。
シャワーを清潔な状態に保つために、目詰まりを起こす前にお手入れをしましょう。

原因 2.止水栓が閉まりすぎている

止水栓は、水の量や水圧をコントロールする役割があるものです。
止水栓が閉まりすぎているせいで、湯水の流量が少なくなっていることもあります。

止水栓が閉まりすぎている場合の対処法

シャワーの止水栓は、浴槽の近くや洗面所の下にあります。
ハンドルがある場合は、そのまま止水栓を反時計回りに回します。
止水栓にハンドルがない場合は、マイナスドライバーを用意し、止水栓を反時計回りに回してください。
シャワーを出して水量を確認し、お好みの水圧になったら完了です。

  • お湯側の止水栓付近は熱いので、やけどにご注意ください。

原因 3.給湯器の能力(号数)不足・給湯器の故障

給湯器の容量が不足している場合も、シャワーの水圧が弱くなります。

給湯器の容量は、「水温+25℃のお湯を、1分間に出湯できる量」を示す「号数」で表されます。
号数は、大きければ大きいほど、たくさんの水を早くお湯にすることが可能です。
適正号数よりも小さいサイズの給湯器を使用すると、複数箇所でお湯を出した場合に、お湯が出る水圧が弱まる場合があります。

お湯を沢山使うご家庭であれば、「家族構成人数に応じて推奨される号数」よりも一つ上の号数の給湯器を選ぶと良いでしょう。
ご自宅の給湯器の号数が適切かどうかは、以下の表と照らし合わせてご確認ください。

右にスクロール

給湯器の号数 給湯器の能力(号数) 適切な家族構成人数
10号 シャワーの水圧には物足りなさを感じる場合がある。洗面所や台所等のスポットでの利用に適していて、2箇所でのお湯の同時使用には向いていない。 1人
16号 シャワーのみだと問題ない水圧を感じるが、洗面所、台所等、浴室以外の場所でも同時にお湯を使用すると、シャワーの水圧が弱く感じることもある。 1人〜2人
20号 浴室、洗面所、台所等のうち、2箇所で同時にお湯を使用してもゆとりがあるパワー。 2人〜3人
24号 湯量に余裕があり、シャワーに加えてさらに2箇所同時にお湯を使用したり、同時に追い焚きをおこなったりすることもできる。 4人〜

また、給湯器が故障して水圧が弱くなるケースもあります。

  • 給湯器の号数は、給湯器本体に記載されている型番(品番)で確認できます。
    型番(品番)は、「YRUF-VS2001AW」や「YRUF-V1610SAG-VC」等のように、アルファベットと数字で記載されています。型番(品番)の最初に出てくる2つの数字が、給湯器の号数になります。
    (例)「YRUF-VS2001AW」→「20号」
       「YRUF-V1610SAG-VC」→「16号」

給湯器の容量不足・故障の場合の対処法

まず、ご自宅の給湯器の号数が適切かどうかを確認しましょう。
例えば、お湯を出すときだけ水圧が低くなる場合は、給湯器の容量が不足している恐れがあります。
適切ではない場合、号数の大きい給湯器に交換することで、水圧が改善されることもあります。
また、号数は適切でも正常に動作していないという場合は、給湯器が故障している恐れがあります。
給湯器に故障の疑いがある場合は、専門業者に修理を依頼して、壊れている箇所はないか点検をしてもらいましょう。

原因 4.家全体の水圧が弱い

元栓が閉まっているせいで、家全体の水圧が弱くなっているケースもあります。
また、マンションの高層階は、「重力給水方式」という給水方式を採用しているため、 元々水圧が弱い場合があります。

〜重力給水方式とは?〜
受水槽に貯まった水を屋上などに設置されている「高架水槽」に溜め、そこから重力式で各部屋に水を送る給水方式のこと。

家全体の水圧が弱い場合の対処法

まずは、元栓が閉まっていないか確認しましょう。
元栓は、一戸建ての場合は水道メーターの近く、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は玄関横のメーターボックスの中にあります。

マンションの高層階にお住まいの場合は、給水方法を変更するのは難しいため、シャワーヘッドを「低水圧用シャワーヘッド」に交換することが、最も適した解決策かもしれません。マンションの高層階にお住まいでも、低水圧用シャワーヘッドを取り付けるだけで、簡単にシャワーの水圧を強くすることができるのでオススメです。

原因 5.給湯器を水道直圧式から貯湯式に交換した

水道直圧式のガス給湯器から貯湯式の給湯器に交換したご家庭の方の中で、「シャワーの水圧が弱くなった」と感じている方もいるかもしれません。
貯湯式の給湯器では、500kPa程ある水道水の水圧を180kPa程度まで低くする必要があるため、シャワーの水圧は弱くなります。

給湯器を貯湯式の給湯器に交換してシャワーの水圧が弱まった場合の対処法

シャワーの水圧が改善できない場合、「低水圧用シャワーヘッド」への交換がおすすめです。

低水圧用シャワーヘッドとは?取り付けるだけでシャワーの水圧アップが可能!

シャワーの水圧が弱くてお困りの方には、水圧を強めてくれる「低水圧用シャワーヘッド」がおすすめです。

低水圧用シャワーヘッドの仕組み

低水圧用シャワーヘッドは、通常のシャワーヘッドと比べて、水が出る部分の総面積が小さく作られています。
「ヘッド自体を小さくする」「散水板の穴の数を減らす」「散水板の穴径を小さくする」等の方式によって、水の出る量を抑え、シャワーの水圧を高めています。

ホースで水を撒くときに、指で先端をつまんでホース内部の圧力を上げると、水量を増やさなくても水の水圧が増すのと同じイメージです。

低水圧用シャワーヘッドに期待できる効果とは?

  • 効果は、使用環境により異なります。

低水圧用シャワーヘッドには、洗浄力の向上、節水効果などが期待できます。

泡切れが良くなったと感じる方が多い

泡をしっかりと洗い流してくれるので、シャンプーやボディーソープの残留による肌荒れのリスクを軽減できると思われます。

使用水量を抑えることができるので、節水・節ガス・節電が見込める

低水圧用シャワーヘッドは、少ない水量でシャワーの水圧を強くすることができるので、節水効果が期待できます。
同じ時間使っていても出てくる水の量が減るので、お湯を沸かすガス・電気代などの光熱費削減まで見込める場合があります。

  • 低水圧用シャワーヘッドで節水効果を得られるかどうかは、各ご家庭によって異なります。家全体の水圧が元から高いご家庭の場合、低水圧用シャワーヘッドを導入しても、水圧に耐えきれずに散水板が外れて壊れてしまう等のトラブルが発生する恐れがあります。
    節水目的でシャワーヘッドを交換する場合は、低水圧用シャワーヘッドではなく、節水機能のある「節水シャワーヘッド」を使用することを推奨します。なお、低水圧用シャワーヘッドは、吐水量が8L/分以上の場合は取付できません。

肌当たりの良いシャワーの水圧で、毎日のシャワーが快適に

肌当たりの良いシャワーの水圧がマッサージ効果をもたらし、心地よく感じる方もいるでしょう。

また、泡切れが良くなり、何度もすすぐ必要がなくなるので、シャワーにかかる時間を短縮することも可能です。
毎日のシャワータイムがより快適に、ノンストレスになります。

低水圧用シャワーヘッドの選び方・ポイント・注意点

低水圧用シャワーヘッドを選ぶ際には、散水板の穴の大きさや数、配列に着目して選びましょう。
散水板の面積が狭いほど、穴の個数が少ないほど、穴の直径が小さいほど、シャワーの水圧は強くなります。

また、穴の配列によってお湯の広がり方が異なることにも注目しましょう。
穴の配列が密集していればいるほど、シャワーの水圧は強くなりますが、狭い範囲にしかシャワーが当たりません。
シャワーの水圧の強さと、シャワーの当たる範囲のバランスを考慮して、自分好みのシャワーヘッドを選びましょう。

  • 賃貸住宅等でシャワーヘッドを交換する場合は、取替前のシャワーヘッドを残しておきましょう。退去時は原状回復が原則なので、シャワーヘッドやパッキン、アダプターなどは、廃棄せずに保管しておくと安心です。

低水圧用シャワーヘッドにすると、どのぐらいシャワーの水圧が変わるの?

以下の写真は、シャワーヘッドをLIXILの低水圧用シャワーヘッドに交換した場合の効果イメージになります。(自社調べ)

【試験条件】給水圧:0.03MPa

LIXILの低水圧用シャワーヘッドは、あなたのご家庭のシャワーの水圧を改善し、シャワータイムをよりリラックスできる時間に。高級感のあるメッキ仕様で、どんなバスルームにも合う洗練されたフォルムが特徴です。

シャワーヘッドを低水圧用に交換する方法

低水圧用シャワーヘッドの取り付けは、一般的には工具が必要ありません。
特別な工具や知識は必要なく、力のない方でも簡単に取り付けることができます。

シャワーホースとシャワーヘッドが外せるタイプの場合

【シャワーホースとシャワーヘッドが外せるタイプの場合の交換方法】
  1. 古いシャワーヘッドの根元を、ネジのように回してシャワーホースから外す
  2. 新しいシャワーヘッドにアダプターなどが必要であれば取り付ける
  3. 新しいシャワーヘッドを、ネジのように回してシャワーホースに取り付ける
  4. 水(お湯)が正常に出てくるかを確認し、問題なければ完了

シャワーホースとシャワーヘッドが外せるタイプの場合、簡単に取り替えができますが、しっかり固定されている、あるいは古いシャワーヘッドは、固まっていて回らないことがあります。
その場合は、滑らないように水気をよく拭き取った上で、ゴム手袋等を装着して回すのがおすすめです。

シャワーホースとシャワーヘッドが一体タイプの場合

【シャワーホースとシャワーヘッドが一体タイプの場合の交換方法】
  1. シャワーホースの根元のナットを緩め、古いホースを外す
  2. 新しいシャワーホースを取り付けて、ナットを締める
  3. 新しい低水圧用シャワーヘッドを取り付ける

既設のシャワーヘッドの中には、シャワーヘッドとシャワーホースが一体になっていて、シャワーヘッドのみを取り外しできないものもあります。
この場合は、シャワーホースごと取り替える必要があります。

口径の違いは事前に確認しましょう

シャワーホースとシャワーヘッドが外せるタイプの場合、口径の違いは事前に確認しておきましょう。
シャワーヘッドは、シャワーホースと口径が合わなければ取り付けができません。口径とは、シャワーヘッドとシャワーホースを接続する部分のネジのサイズのことを指します。
(シャワーホースとシャワーヘッドが一体タイプの場合は、シャワーホースの接続口の径を確認しておきましょう。)

そのため、シャワーホースとの組み合わせによっては、シャワーヘッドを取り付ける際、根本にアダプターが必要な場合があります。
メーカー・型番を事前にチェックし、適合するかどうか、取り付け可能かどうか確認しておきましょう。

メーカー・型番に関しては、シャワーヘッド・シャワーホースに書かれている場合がほとんどですが、取扱説明書を見るのが確実です。

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シャワーの水圧が強くなりすぎた場合の対処法

シャワーの水圧を調整した結果、逆に水圧が強くなりすぎてしまったという場合には下記の対処法を実践してみてください。

止水栓を閉めて水圧を調節する

シャワーの水圧が強くなりすぎた場合は、止水栓を開きすぎていることが原因かもしれません。
もし、止水栓を調節した後に水圧が強いと感じた場合は、時計回りにハンドルを回して水圧を再度調整してみてください。

シャワーヘッドを交換する

シャワーヘッドの清掃や止水栓の調整等も行った上で、水圧が強くなりすぎてしまったという場合は、シャワーヘッドの水圧が強いことが考えられます。
そのため、シャワーヘッドを低水圧仕様のものに交換することを検討しましょう。 

水栓のハンドル開度を狭める

水圧が強すぎる原因には給湯器の能力(号数)が必要以上に大きいという場合もあります。
能力(号数)の大きい給湯器だったとしても、水栓をめいいっぱい開いて使わずに、水栓のハンドル開度を狭める調節を行うだけで、適切な水圧でシャワーを使用することができます。

シャワーの水圧が弱いことに関連する質問

シャワーの水圧が弱いことに関連する質問と回答をまとめたので、ぜひご覧ください。

シャワーの水圧だけが弱いのはなぜですか?

シャワーの水圧だけが弱い場合には、シャワーヘッドやシャワーホースに問題がある恐れがあります。
ゴミが詰まっていないか、劣化している部分はないかを確認して、清掃をしたり交換を検討したりしましょう。

シャワーの水圧を上げる方法はありますか?

シャワーの水圧を上げるには下記のような方法を検討しましょう。

  1. シャワーヘッドを交換する
  2. フィルターの清掃を行う
  3. 止水栓を緩める
  4. 給湯器を交換する

まずはお金をかけずにできるフィルター清掃や止水栓の調整から始めてみましょう。
それでも改善しない場合は、シャワーヘッドの交換や給湯器の交換を検討してみてください。

シャワーの水流が弱くなった原因は何ですか?

シャワーの水流が弱くなった原因には下記のようなものがあります。

  1. シャワーのフィルターにゴミが溜まっている
  2. 同時に複数箇所でお湯を使用している
  3. 給湯器の故障
  4. 漏水が起こっている

多く見受けられる原因はフィルターのゴミが溜まったことや複数箇所でお湯を同時に使用することです。
もし、ゴミや複数箇所での同時使用が見受けられない場合には漏水や給湯器の故障の恐れがあるので、専門の業者へ依頼して点検をしましょう。

シャワーの水圧はどのくらい必要ですか?

一般的なシャワーの水圧は0.2〜0.4MPa程度と言われています。
もし、0.2MPaを下回っている場合は水圧が弱すぎるため、前述したような対処法を使って水圧を上げるようにしてみてください。

シャワーの水圧が弱くなった原因と対処法は?

シャワーの水圧が弱くなったと感じる場合の原因は下記のとおりです。

  1. シャワーのフィルターの目詰まり
  2. 給湯器を水道直圧式から貯湯式に交換した
  3. 給湯器の故障
  4. 漏水が起こっている

フィルターの目詰まりが起こっている場合は、フィルターを歯間ブラシ等で清掃することで症状の改善が見込めます。

給湯器を水道直圧式から貯湯式に交換した場合は、低水圧用のシャワーヘッドへ交換することで水圧を上げることが可能です。

給湯器が故障してしまった場合や漏水が起こっている場合は、専門の業者への依頼が必要になります。

シャワーの水圧を調節するにはどうしたらいいですか?

シャワーの水圧を調節するためには、まず止水栓のハンドルを調節しましょう。 開けば水圧が強くなり、閉めれば水圧が弱くなります。

止水栓を調節する以外にはシャワーヘッドの交換も検討しましょう。
低水圧用のシャワーヘッドを利用することで、家全体の水圧が弱くてもシャワーの水圧を高くすることも可能です。

アパートのシャワーの水圧を上げる方法は?

まず、止水栓が閉まりすぎていないかをチェックしましょう。もし、閉まりすぎていた場合には止水栓を緩めることで水圧を上げることが可能です。

また、シャワーヘッドを交換することでも水圧の改善が見込めるので、シャワーヘッドの交換も検討してみてください。

シャワーヘッドを変えたら水圧が弱くなった原因は何ですか?

購入したシャワーヘッドの穴が大きい場合などは、水圧が弱くなったように感じることがあります。
止水栓等の調整で多少は改善するかもしれませんが、シャワーヘッドを低水圧用に再度交換してみるのも良いでしょう。

シャワーの水圧は強い方がいいですか?

シャワーの水圧はある程度あった方が洗浄能力が上がるため、洗体時に使用した石鹸なども素早くさっと流せます。
一方で、シャワーの水圧が弱いと、流量が少ないので洗い流すのに時間がかかってしまうこともあります。


ですが、シャワーの水圧が強ければ強いほど良いというものではありません。シャワーの水圧が強いと、肌当たりが強くて痛いと感じる人もいるかもしれません。

人それぞれ適切なシャワーの水圧は異なるので、あくまでも自分の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。

まとめ

シャワーの水圧が弱くなる原因は様々です。
「一つ一つ検証して原因を突き止めるのは、少し面倒…。」と感じる方は、低水圧用シャワーヘッドを試してみるのがお手軽かもしれません。簡単に取り付けができ、手軽にお湯の水圧の改善が期待できます。

本記事の監修者

織田 昌俊

株式会社LIXIL / LIXIL Water Technology Japan 浴室事業部

システムバスルームの商品企画、プロモーション業務などに20年超従事。現在は浴室のECビジネス全般を担当。自宅のお風呂は、LIXIL製 スパージュ。

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