風呂配管洗浄剤とは?使い方からメリット、注意点、おすすめの洗浄剤まで徹底解説!

定期的な掃除でお風呂全体をきれいにしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

お風呂の掃除は見える部分だけでなく、風呂配管などの見えない部分も洗浄したいところです。

そこで本記事では、風呂配管洗浄剤の使い方やメリット、使用する際の注意点などについて解説します。 

実際に風呂配管洗浄剤を使用した方による口コミ・評判や、おすすめの洗浄剤も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

風呂配管洗浄剤とは?

お風呂の配管には、カビをはじめ、様々な菌や石鹸汚れ、カルシウム堆積物など様々な汚れが蓄積されます。汚れが蓄積されると、水の流れが悪くなったり、悪臭が生じたりする可能性もあります。

風呂配管洗浄剤は、配管内に溜まった汚れを除去するためのアイテムです。
「使うのに手間がかかりそう」とイメージする方もいるかもしれませんが、難しい工程はないため、掃除が苦手な方でも使いやすくなっています。

風呂配管洗浄剤の役割と効果

風呂配管洗浄剤は、過炭酸ナトリウムなどを主成分としています。

過炭酸ナトリウムは、水に溶かすとアルカリ性になり、酸性の汚れを中和して落としてくれるのが特徴です。
そのため、風呂配管洗浄剤は、配管内のバイオフィルム汚れや、蓄積されやすい皮脂などを除去してくれる効果があります。

また、過炭酸ナトリウムにはお湯の中の菌を除去する効果もあるため、菌数低減にも期待できます。(全ての菌を除菌するわけではありません。)

風呂配管洗浄剤の使い方・使用手順

ここからは、風呂配管洗浄剤の使い方と使用手順について詳しく解説していきます。

  • 1つ穴タイプの風呂釜の場合に限定して解説します。

風呂配管洗浄の使用手順

風呂配管洗浄剤を使う際は、下記の工程に沿って使用しましょう。

【使用手順】
  1. 追焚循環口の穴の約5cm上まで水を張る
  2. 洗浄剤を投入する
  3. 42℃に設定し、15分間追い焚きをする
  4. 1時間放置し、つけ置きする
  5. 溜まっていたお湯を排水する
  6. 再び水を溜めて15分ほど追い焚きする
  7. フィルターを取り付けたまま濯ぐ
  8. 風呂釜のフィルターをスポンジで掃除する

上記の工程にて、配管洗浄は完了です。

  • 風呂配管洗浄を実施する際は、ゴム手袋をつけて行いましょう。

風呂配管洗浄剤を使用する際に必要な道具

風呂配管洗浄剤を使用する際に必要な道具は、下記のとおりです。

  • 配管洗浄剤
  • ゴム手袋
  • スポンジ

フィルターにも汚れが付着しているため、スポンジまたは歯ブラシなどで細かな汚れを落とすのがおすすめです。また、排水後には浴槽に汚れが付着してしまっていることが多いので、スポンジで掃除をしましょう。

風呂配管洗浄剤を使用する際の安全対策

風呂配管洗浄剤には、過炭酸ナトリウムが含まれているため、素手で触れると手荒れを起こす可能性があります。
安全に使うためにもゴム手袋を装着し、皮膚に触れないよう注意して使用しましょう。

また、アルカリ性に弱い素材には使用できないため、ステンレス以外の金属には使えません。特にアルミは変色する可能性が高い傾向があります。

風呂配管洗浄剤の洗浄効果を高めるためのポイント

風呂配管洗浄剤の洗浄効果を高めるには、40℃程度のお湯を使うのがおすすめです。
食器洗いで水よりもお湯の方が汚れ落ちがよいのと同様の原理です。皮脂などの汚れは、熱が加わると柔らかくなり、溶け出す性質を持っています。そのため、お湯を使うことでより洗浄効果が高まります。

しかし、初めから40℃のお湯で洗浄を開始してしまうと、充分な時間の洗浄をする前に設定温度まで沸かしあがってしまうため、浴槽に水を貯める段階では水を使用するようにしましょう。

また、風呂配管洗浄剤の用法・用量を守ることも大切です。お風呂のタイプに合った使い方をするのはもちろん、洗浄剤の量を節約してしまうと本来の洗浄力が発揮されない可能性があるため、用法・用量をきちんと守って使用しましょう。

風呂配管洗浄剤を使用する際の注意点

風呂配管洗浄剤を使用する際は、下記の注意点に留意しておきましょう。

それでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

使用する前に、取扱説明書や注意事項を確認する

風呂配管洗浄剤を使用する際は、必ず風呂配管洗浄剤の取扱説明書や注意事項を確認しましょう。
風呂配管洗浄剤には、過炭酸ナトリウムが含まれています。正しく使えば、掃除に高い効果を発揮しますが、使い方を誤るとトラブルにつながる可能性もあります。

安全に使うためにも取扱説明書などを確認し、不明点がある場合はメーカーに問い合わせましょう。

使用中は浴室内の換気をする

風呂配管洗浄剤を使用中は、浴室内を換気しましょう。

洗浄剤には、過炭酸ナトリウムが含まれています。塩素系漂白剤よりは刺激が少ないですが、窓を開けたり、換気扇を回したりするなどして新鮮な空気を循環させてください。

他の風呂配管洗浄剤との併用はしないようにする

他の風呂配管洗浄剤との併用はしないようにしましょう。
風呂配管洗浄剤に関わらず、洗剤は2種類以上併用したり、続けて使ったりするのはNGとされています。

理由としては、酸性とアルカリ性の洗剤を同時に使用すると、中和が起こり、効果が無くなってしまうためです。ほかにも塩素タイプと酸性タイプの洗剤を混ぜると、有害な塩素ガスが発生するケースもあるため、洗浄剤全般を使う際は併用は控えましょう。

風呂配管洗浄剤を使用する頻度とタイミング

風呂配管洗浄剤を使用する頻度は、1ヶ月に1回程度がおすすめです。定期的に洗浄すると、頑固な汚れとして蓄積するのを防げます。

ただし、1ヶ月に1回はあくまでも目安の回数です。追い焚きをした際にフワフワとした汚れが浮いていたり、お湯に異変を感じたりするタイミングがある場合は、洗浄することをおすすめします。

風呂配管洗浄剤の使用頻度やタイミングを決める要因

風呂配管洗浄剤の使用頻度やタイミングを決める要因は、下記のようなものがあげられます。

  • 入浴人数や回数
  • 季節

家族が多かったり、1日数回入浴したりする場合は、その分汚れも蓄積しやすくなります。

ほかにも冬場は夏場に比べると風呂釜を使う回数も増えるため、洗浄機会も増えるでしょう。

風呂配管洗浄剤を使用するメリット

今まで風呂配管洗浄剤を使ったことがない方からすると、どのようなメリットがあるのかわからないかもしれません。

風呂配管洗浄剤を使うメリットは、主に下記があげられます。

それぞれのメリットについて理解していきましょう。

風呂配管を清潔な状態で維持できる

風呂配管の汚れを放置していると、雑菌が汚れを栄養分として繁殖します。

風呂配管洗浄剤を使用し、清潔な状態を維持することで、雑菌の繁殖を防ぎ、安心して入浴ができます。(全ての菌を除菌するわけではありません。)

清潔な配管を保つことで、お湯の水質を向上できる

清潔な配管を保つことで、お湯の水質の向上も期待できます。お湯に汚れが浮いていたり、ぬめりを感じたりなどの経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

これらの原因の1つに配管の汚れが考えられます。フワフワとした汚れは、バイオフィルムと呼ばれており、配管内に付着した皮脂汚れを栄養分とした雑菌の塊のようなものです。
風呂配管洗浄剤でバイオフィルムをはじめとした汚れを取ることで、きれいなお湯を維持できます。

悪臭を防止できる

追い焚きをした際に悪臭が生じるケースがあります。この悪臭の原因は、皮脂や垢、最近など蓄積された汚れだと考えられています。

毎日風呂釜を洗っていても臭いが改善されない場合は、配管に原因がある可能性が高いでしょう。
月に1回風呂配管洗浄を使うことで、悪臭の改善や防止を期待できます。

簡単に使用でき、手軽に風呂配管のメンテナンスができる

風呂配管洗浄剤は、タイプによって使用方法が異なりますが、基本的に簡単に使用できます。難しい工程もないため、掃除が苦手な方でも使いやすいのはメリットといえます。

また、定期的に配管を洗浄することで汚れの蓄積を防げます。
定期的に洗浄することで排水の流れもスムーズになるなどメンテナンス効果も得られるのがメリットです。

風呂配管の寿命を延ばせることもある

追焚配管に汚れが蓄積されると、循環がスムーズにできなくなる可能性があります。特に酸化チタンや塩化ナトリウムが含まれる入浴剤は、繰り返し使用された場合などに配管のダメージとなり、配管の寿命が縮まることもあるのです。

そこで風呂配管を洗浄することで、配管内に付着している成分や汚れが排出されます。
汚れを放置しているケースに比べると、配管の寿命を伸ばせる可能性があります。

風呂配管洗浄剤を使用するデメリット

風呂配管洗浄剤を使用するには、メリットだけでなく、下記のようなデメリットも伴います。

メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。

定期的な使用が必要になる

風呂配管洗浄剤は、1回で半年や1年など長期間効果を期待できるわけではありません。
入浴頻度や人数などによって異なりますが、目安は1ヶ月に1回程度です。定期的な洗浄が手間と感じる方や時間を取れない方からするとデメリットとなるでしょう。

ただし、風呂配管を洗浄せずに蓄積された汚れによって、トラブルが生じた際にかかる費用や手間を考えると、定期的に洗浄しておいた方がよいと考えることもできます。多少の手間を取ってでもこまめに洗浄しておくことで、トラブルのリスクも軽減できるでしょう。

配管の種類によっては使用できない場合がある

配管の種類によっては、風呂配管洗浄剤を使えない可能性があります。
配管や洗浄によって異なりますが、具体的には下記のようなものがあげられます。

  • 追い焚き循環口が2口の風呂釜
  • バクテリア使用のろ過機能のあるジェットバス
  • 大理石などでできた浴槽

風呂配管洗浄剤を購入、使用する前に注意事項をよく確認しましょう。

おすすめの風呂配管洗浄剤

風呂配管洗浄剤でおすすめなのが、システムバスなどを開発しているLIXILが企画・監修した浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)です。
「LIXILストア」でも購入が可能です。

実際にLIXILのお風呂で性能確認をしており、安心してお使いいただけます。単品の購入はもちろん、定期コースも設けています。

ここからは、LIXILの浴室用配管洗浄剤について詳しくご紹介していきます。

LIXILが企画・監修した浴室用配管洗浄(風呂釜洗浄剤)の特徴

風呂配管洗浄剤には、皮脂汚れを落とし、お湯の中の菌を除菌する成分が含まれているため、風呂釜洗浄に効果的です。

  • 全ての菌を除菌するものではありません。

この時、お湯(約40℃)を用いるとなお良いです。洗浄方法は、浴槽に湯水を張り、洗浄剤を入れ、追い焚きをします。その後、漬け置きし、排水、濯ぎ、という流れになります。

しかし、初めから40℃のお湯で洗浄を開始してしまうと、充分な時間の洗浄をする前に設定温度まで沸かしあがってしまうため、洗浄開始時点では水を使用するようにしましょう。

風呂釜の内部配管を清掃すると、下記などのメリットを得ることができます。

  • 浴槽内にフワフワとした汚れが出てくることがなくなる
  • 綺麗なお湯に入れて、心身ともにリラックスできる
  • 小さなお子様との入浴時も、お湯が綺麗だと安心

LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)の主成分

【肩湯内部の様子】

洗浄剤の主成分は過炭酸ナトリウムで、風呂釜の主な汚れであるバイオフィルムの洗浄に適しています。

なんといってもお風呂を開発製造しているLIXILが企画・監修しているのが強みで、実際の浴槽機器の内部を確認しながら洗浄効果を評価しています。浴槽やその周辺の素材に対する影響も確認しているので、安心してご利用いただけます。

もちろん洗浄後の湯水は、そのまま浴槽から排水しても問題ありません。

LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)、ATPふき取り検査(A3法)での結果

ATPふき取り検査(A3法)とは、洗浄場所の洗浄ができたかを、数値によって確認できる検査方法です。

数値が少ないほど汚れが少ないことを意味します。

右にスクロール

モニター 洗浄前 洗浄後(減少率)
モニターA邸 5,714 9(-99.8%)
モニターB邸 48,282 607(-98.7%)
モニターC邸 7,563 11(-99.9%)
モニターD邸 27,440 65(-99.8%)
  • 洗浄前・後の数値はアクアフィール噴射吸込口内部の3ヶ所を拭き取った値の平均値です。
  • 表の洗浄後のカッコ( )内の数値は、洗浄前と比べての減少率です。
  • 単位:RLU

LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)による菌数低減効果

【配管洗浄剤使用によるによる菌Aの菌数低減効果】

  • 試験機関:中外テクノス(株)
    試験方法:純粋培養した菌Aを含む菌液に当配管洗浄剤を添加後、生菌数を測定。
    試験条件:菌液に洗浄剤添加後15分間攪拌し1時間静置。その後、洗浄剤効果を中和させ、菌体の分散処理を行い、37℃で5日間培養。
    試験結果:99.99%以上の菌数低減効果を確認。
  • 効果はご使用環境やご使用方法により異なります。
  • 薬機法により菌名称の表記ができないため、菌Aと記載しております。

LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)は、風呂釜内の菌数を大きく減らす効果があります。

純粋培養した菌Aを含む菌液に、LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)を添加し、15分間攪拌し1時間放置したところ、99.99%以上の菌数低減効果を確認しました。

  • 効果はご使用環境やご使用方法により異なります。

LIXILの浴室用配管洗浄剤(風呂釜洗浄剤)の仕様

液性:弱アルカリ性
成分:過炭酸ナトリウム、界面活性剤[0.1%、高級アルコール系(非イオン)]、キレート剤、アルカリ剤、漂白活性化剤、除菌剤、酵素

右にスクロール

主な成分 期待効果
過炭酸ナトリウム 活性酸素の酸化力による汚れやぬめりの分解や除菌効果と酸素の発泡により汚れを浮かせる効果が期待できます。
界面活性剤 付着している汚れを浮き上がらせる効果が期待できます。
キレート剤 水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンによる洗浄力の低下防止が期待できます。
  • 全ての菌を除菌するものではありません。
  • 汚れの程度や用法によって効果に差が生じます。
  • 湿度の高くない場所で保管して下さい。
  • 製造年月から3年間以内を目安にお使い下さい。

LIXIL「スパージュ」のアクアフィールとジェットバスの洗浄方法

LIXIL「スパージュ」のアクアフィールも一つ穴タイプの風呂釜と同様の方法で洗浄ができます。

浴槽に湯水を張り、洗浄剤を入れ、アクアフィールや風呂釜(追い焚き)を動かして風呂配管洗浄をします。その後も同じく、漬け置きし、排水、濯ぎ、という流れです。

スパージュの取扱説明書と、循環口・循環配管やジェットバスのお手入れ動画を以下にご紹介いたします。

【循環口・循環配管のお手入れ方法のYouTube動画】

【ジェットバスのお手入れ方法のYouTube動画】

風呂配管洗浄剤を実際に利用した方の口コミ・評判

風呂配管洗浄剤の効果などについて気になっている方も多いでしょう。

ここからは、風呂配管洗浄剤を実際に利用した方の口コミ・評判を紹介します。

50代 女性 Oさんによる口コミ・評判

50代女性 Oさん

満足。使ってからは汚れが気にならない。同じ機能を使っている人がいたらおすすめしたいです。

風呂配管洗浄剤を使用し始めてからは、汚れが気にならないとのことです。また使用感に満足していて周囲に勧めたいと口コミしており、満足度の高さが伺えます。

60代 男性 Sさんによる口コミ・評判

60代男性 Sさん

配管の洗浄をしたことがなかったので、どんなものか試しに買ってみました。清掃後、お風呂に入ったときにお湯がきれいになった印象です。

Sさんは、配管の洗浄経験がなく試しに購入したところ、お湯がきれいになったと口コミをしています。洗浄後にお湯がきれいになったと目に見える効果を実感できています。

50代 男性 Kさんによる口コミ・評判

50代男性 Kさん

100点!!目に見えて汚れが出てきたし、洗浄後のお湯はきれいだった。洗浄前は時間が経つと濁ってきていた。

Kさんは風呂配管洗浄剤を使用し、はっきりとした効果を実感しています。配管に溜まっていた汚れが落ちたり、お湯がきれいになったりなど満足度の高い効果を実感していることがわかります。

風呂配管洗浄剤についてよくある質問

風呂配管洗浄剤についてよくある質問を集めました。

他にも気になる点がある場合は、洗浄剤のメーカーなどに問い合わせましょう。

風呂の配管洗浄は必要ですか?

お風呂の配管には、皮脂や垢などの汚れが蓄積します。これらを洗浄せずに使っていると、お風呂のお湯に茶色や白色のフワフワとした汚れが浮いてきます。

ほかにも配管を洗浄していないと、ぬめりや濁りが生じる可能性があるため、配管洗浄は必要だといえます。

お風呂の配管を掃除していないとどうなる?

お風呂の配管を掃除していないと、配管内に付着した汚れを栄養分として雑菌が繁殖します。

ご高齢の方や小さな子どもたちの入浴には、よりきれいなお湯を使いたいですね。

風呂配管洗浄剤はどのように効果を発揮しますか?

風呂配管洗浄剤は、風呂釜内の菌数を大きく減らすことに効果を発揮します。

LIXILが行った実験では、99.99%以上の菌数低減効果を確認しました。ほかにも配管内に付着している汚れを浮き上がらせる効果も期待できます。

どのくらいの頻度で配管洗浄剤を使用すべきですか?

1ヶ月に1回程度の頻度で使用することをおすすめしています。
ただし、入浴人数や頻度などによって左右されるため、あくまでも目安です。お湯に茶色いフワフワとした浮遊物が浮いていたり、ぬめりを感じたりした場合は、配管洗浄剤で洗浄を行いましょう。

配管洗浄剤を使用する際の安全対策は何ですか?

配管洗浄剤を使用する際は、下記の安全対策を行いましょう。

  • 他の洗浄剤と併用しない
  • 手袋をつけて皮膚につかないよう使用する
  • 誤飲を防ぐために置き場所に注意する
  • 洗浄剤を使用中は換気を行う

もし洗浄剤が目や皮膚に付いた場合は、パッケージに記載されている応急処置方法に従ってください。安全に使用するためにも洗浄剤を使う前は、一度注意事項などを確認しましょう。

配管洗浄剤はすべての配管材質に使用できますか?

すべての配管材質に使用できるわけではありません。
追い焚き循環口が2口ある場合は、使用できないため、注意しましょう。

配管以外にもバクテリア使用のろ過機能のあるバスジェットや、石剤でできた浴槽は使用できません。

入浴剤は配管を汚しますか?

入浴剤は、配管を汚す原因の1つです。
特にバスソルトは、配管内の錆につながり、錆た金属が剥がれ、汚れにつながる可能性があります。

ほかにもバスオイルなど油分が含まれる入浴剤は、配管の壁に付着しやすい傾向にあります。壁に付着したものが、湯船に吐き出されることもあるため、入浴剤を使う方は、定期的に配管の洗浄を行いましょう。

風呂配管洗浄剤のまとめ

毎日浴槽を洗浄していても、配管内の汚れを防ぐことはできません。汚れが蓄積されると、湯船に汚れが浮いたり、排水の流れが悪くなったりする可能性があります。

お風呂を清潔に保つには、風呂配管洗浄剤を使用するのがおすすめです。
月1回を目安に洗浄するだけのため、掃除が苦手な方でも取り組みやすいのが魅力です。ご自宅の風呂釜や配管材質をチェックし、それぞれに合った方法で洗浄を行いましょう。

本記事の監修者

織田 昌俊

株式会社LIXIL / LIXIL Water Technology Japan 浴室事業部

システムバスルームの商品企画、プロモーション業務などに20年超従事。現在は浴室のECビジネス全般を担当。自宅のお風呂は、LIXIL製 スパージュ。

その他の記事を読む

LIXILの商品は
こちらのECサイトで購⼊いただけます!

会員登録すると
1,000円以上のお買い物で送料無料

オンラインショップで購入する